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モバイル広告料金が3カ月で50%増に、eCPMはiPadがiPhoneを超える――MoPub調査調査リポート

年末商戦の広告合戦でモバイル広告料金が上昇したとみられるが、それ以降もCTRを基準とした広告売上は増加しているという。

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 モバイル広告のMoPubによると、2012年第4四半期(10月〜12月期)の間で平均広告表示料金が50%以上増加したという。端末側では、これまでeCPM(effective Cost Per Mill)がトップだった「iPhone」を「iPad」が追い越し、1.4ドルに達した。

 MoPubはスマートフォンやタブレットなどモバイル端末向け広告プラットフォーム企業で、リアルタイム入札、リッチメディア広告のサポート、クロスプロモーションなどの機能を提供する。同社は自社プラットフォームのデータを基に、四半期ごとに「Mobile Advertising Marketplace Report」としてレポートを作成している。今回のデータは、20以上のカテゴリー、月間300億以上の広告インプレッション、1万2000件以上のアプリから収集したという。

 広告1000回表示あたりの料金であるeCPMは、2012年10月から12月の間大きく増加した。OS別では12月のeCPMはiOSが1.12ドル、Androidが0.81ドルとなり、10月からの増加率はiOSが66%、Androidが54%となった。端末別では、iPad miniを含むiPadが1.40ドルとなり、初めてiPhoneを上回った。アプリのカテゴリーでは、ソーシャルネットワーキング、スポーツ、ゲームが人気だった。第3四半期のトップカテゴリだった健康・フィットネスは今期は6位にとどまった。

 同社によると、年末商戦の広告合戦によりモバイル広告料金が上昇したと考えられるが、年末年始の休暇後もクリックスルーレート(CTR)を基準とした広告売上は増加しているという。

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