アイキューブドシステムズが、社員の私用端末を業務用途で利用する「BYOD」の導入に役立つガイドラインを公開した。会社名や連絡先、企業規模などのデータを入力することでダウンロードできる。
アイキューブドシステムズは、業務で利用するスマートデバイスの運用/管理ソリューションの「CLOMO MDM」、企業で利用するのに必要なセキュリティとリモート管理機能を備えたモバイルアプリシリーズの「CLOMO SECURED APPs」などを提供する企業。今回提供する「BYODガイドライン2013」は、これまで同社がサービスを提供する中で得た、BYODの導入に役立つノウハウをまとめたものだ。
ガイドラインは、導入する側の企業と、実際に使う現場の両方を満足させるBYOD導入の要素を「デバイスの利用用途を決定する」「守るべき情報の範囲を決定する」「運用方針を決定する」「展開方法を決定する」の4つにまとめたもので、具体的な導入方法も紹介しているという。
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