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200MWを目指して突き進むソフトバンク、鳥取と大阪にメガソーラー建築:電力供給サービス
太陽光発電システムを利用した発電事業に参入した企業の中でも、大規模な計画を立てているのがソフトバンクの関連会社であるSBエナジーだ。日本全国に合計200MWの太陽光発電所を建築する計画を立てている。同社は鳥取県米子市と大阪府泉大津市にメガソーラーを建築することを明らかにした。
ソフトバンクの関連会社で、太陽光発電事業を手掛けているSBエナジーは、総合商社の三井物産と共同で、鳥取県米子市に太陽光発電所「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(図1)を建築すると発表した。両社は共同出資で「鳥取米子ソーラーパーク株式会社」を設立しており、太陽光発電所の運営会社とする。出資比率は両社とも50%。
建設予定地は、敷地面積が約53万4000m2。鳥取県、鳥取県米子市、鳥取県住宅供給公社が保有しており、今後鳥取米子ソーラーパーク株式会社は、3者と土地賃貸借契約を結ぶ。
着工は2012年9月の予定で、2013年7月に稼働開始の予定。最大出力は約39.5MW(約3万9500kW)。年間におよそ3950万kWhの電力を発電する見込み。これは、一般家庭の約1万1000世帯の年間消費量に相当する。
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