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容量市場2026年度メインオークション、目標調達量・指標価格ともに引き上げへ第74回「容量市場の在り方等に関する検討会」(2/4 ページ)

「容量市場の在り方等に関する検討会」の第74回で、2026年度(対象年度:2030年度)の容量市場メインオークションに関する方針が公開された。厳しい需給見通しを踏まえた供給量の確保を目的に、目標調達量と指標価格(Net CONE)ともに引き上げとなっている。

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2026年度メインオークションの目標調達量の算定

 メインオークション目標調達量の算定に際しては、全国H3需要だけでなく、電源の計画外停止等がもたらす偶発的需給変動への対応分や、設備メンテナンス等のための計画停止への対応分等を確保しておく必要がある。

 これまで「EUE算定向け計画外停止率」は2019〜2021年度の実績値を使用していたが、今回、2022〜2024年度の実績値へ見直すことにより、計画外停止率は上昇することとなった(参考記事:2026年度から容量市場の指標価格と約定方式を変更 目標調達量も増加へ)。


表3.EUE算定向け計画外停止率の見直し結果 出典:調整力及び需給バランス評価等委員会

 また、従来は端境期(軽負荷期)とされてきた春季・秋季について、算定断面を月の前半・後半に細分化することで(※2026年度は簡易的評価)、春季・秋季の厳気象対応分は減少することとなった。

 今回、最も大きな増加要因となったのが年間計画停止可能量の増加による追加設備量の増加である。従来は、2019年度供給計画における計画停止量をもとに、年間計画停止可能量の月換算「1.9カ月」を算定に使用してきたが、近年の計画停止量の増加を踏まえ、2023〜2025年度の供給計画に基づき、年間計画停止可能量「2.4カ月」を確保するための追加設備量を算定することとした。


表4.各年度供給計画における確認結果 出典:調整力及び需給バランス評価等委員会

 以上のような考え方の見直しに基づき、最新の諸元を用いて算定を行った結果、2026年度メインオークションにおける目標調達量は1億9,691万kWとなり、2025年度メインオークションと比較すると、694万kW(約3.7%)の増加となった。


表5.2026年度メインオークションの目標調達量 出典:容量市場の在り方検討会

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