クエンティン・タランティーノ監督の映画『イングロリアス・バスターズ』で、“面白さタランかったら、全額返金しバスターズ”キャンペーンを実施する。上映開始後60分以内に「面白くない」といった理由で、映画館を退場しても、映画料金が返金される。期間は11月20日から11月23日まで。
これは観客に洋画の面白さを知ってもらため、タランティーノ監督と配給元である東宝東和が共同で企画。他業種では、ロッテリアが「絶妙バーガー」の発売にちなみ、“おいしくなければ全額返金します”キャンペーンを行い(7月16日から2週間限定)、話題になった(関連記事)。
ブラッド・ピット主演の『イングロリアス・バスターズ』は8月21日に全米で公開され、10月18日時点の興行成績は1億1907万ドル。すでにタランティーノ監督の『パルプ・フィクション』(1億511万ドル)や『キル・ビル』(7098万ドル)を超えている。
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