ランボルギーニ最軽量のスーパースポーツカー「ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラ」
ランボルギーニジャパンは6月1日、「ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラ」を発売した。価格は、2913万2250円。
ランボルギーニジャパンは6月1日、「ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラ」を発売した(納車は7月以降)。価格は、2913万2250円。
ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラは、5.2リットル90度V型直噴10気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は570馬力/8000rpm、最大トルクは540ニュートンメートル/6500rpmを実現。モデル名にある「LP」は、「longitudinale posteriore(縦置きミッドシップ)」を意味する。また、直噴方式の採用により、燃費は先代モデルより3.5リットル改善された13.5リットル/100キロ(ガソリン1リットルあたり約7.4キロ)となる。
ボディサイズは4390×1900×1170ミリ(全長×全幅×全高)で、重量は1340キロ。素材にアルミニウムやカーボンファイバーなどを使い、ランボルギーニのラインアップの中で最軽量モデルだ。
これによりガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラは、時速100キロまで3.4秒で加速し、そのまま加速し続けると、静止状態から10.2秒後に時速200キロに到達するという。また、最高速度は時速325キロ。
ステアリングホイールパドルシフト付きeギア・トランスミッションを標準装備し、6速マニュアルと6速セミオートマチックを用意する。eギア・コントロールユニットは3つの動作モードのほかに、スタートダッシュに特化した「スラストモード」を備え、ホイールスピンを最小限に抑えながら、5000回転前後での発進を可能にする。
19インチの鍛造アルミニウムホイールには、ピレリの協力を得て専用に開発したピレリP ゼロ・コルサ(フロント:235/35ZR19、リヤ:295/30ZR19)をはく。ブレーキシステムは、フトント側が8ピストンキャリパーと365×34ミリ(直径×厚さ)のベンチレーテッドディスク、リヤ側が4ピストンキャリパーと356×32ミリのベンチレーテッドディスクという構成だ。なお、オプションとしてフロント用に6ピストンキャリパーと380×38ミリのカーボンセラミックディスクも用意する。
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