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第45鉄 時速300kmで夢心地! 新幹線E5系「はやぶさ」試乗会に行ってきた杉山淳一の+R Style(3/7 ページ)

2月、素敵な招待券が届いた。それは、時速300kmの東北新幹線、E5系「はやぶさ」の記念試乗会。3月5日のデビューを前にさっそく乗り心地を試してきたのだが、そこで知った「試乗会のおきて」とは……?

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強風の中、時速300km×3回の加減速を体験

 係員に誘導されてホームへ。まずは先頭車の10号車を見物に行く。手元の予定表によると、大宮到着後は係員の案内に従って速やかに出口に向かう段取りになっている。つまり大宮駅での列車撮影はできないから、仙台で写真を撮るしかない。こういう判断のためにも、渡された書類をきちんと読んでおこう。

 E5系の長い鼻部分には、早くもたくさんの人だかり。これから乗る列車を撮る人、記念撮影をする人でにぎわっていた。10号車はグリーン車よりワンランク上のシート「グランクラス」だけど、窓にはスクリーンが下りており、室内を見ることはできなかった。こちらは報道陣のみ公開だった模様。


試乗列車の電光掲示板表示は「団体 536号」。英語表示は「PARTY 536」楽しくなってきた。記念に撮影する人も多かった

E2系0番代とE5系の並び

ロングノーズ3つが並ぶ。E3系「こまち」+E2系「やまびこ」とE5系「はやぶさ」

 アナウンスに従って乗車する。ホームとの段差のないデッキに入ると、壁周りは木目調。外観のサイバーな雰囲気とは違って落ち着いている。コートを網棚に載せて5番C席に座る。おっ、広いな、とすぐに分かった。ここに来るときに乗ってきた「はやて」に比べると、腰周りにゆとりがあるし、前後方向も広い。C席だから通路側の空間があって、さらに広々と感じる。天井も高いようだ。

シートピッチが拡大されて足下が広々(左)。「はやぶさ」のシンボルマーク。記念撮影の人気スポット(右)
窓が小さく、窓下のトレーも小さい(左)。そのかわり座席背面トレーは大きい!(右)

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