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検証:羽田発の海外の旅! アメリカン航空の就航初便でニューヨークへ秋本俊二の“飛行機と空と旅”の話(1/7 ページ)

2011年2月20日、ブリティッシュ・エアウェイズのロンドン線やデルタ航空のデトロイト線とともに、アメリカン航空のニューヨーク線が羽田から新規に就航した。羽田の国際化は、これからの旅にどんなスタイルを定着させようとしているのか? それを改めて検証するため、私は就航初便でニューヨークへ飛んだ。

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海外16都市へ、羽田の国際化第1弾が完了

 羽田空港から32年ぶりとなる国際定期便の運航が再開して、ほぼ4カ月。2011年2月20日には、朝6時台にブリティッシュ・エアウェイズのロンドン便とアメリカン航空のニューヨーク便、デルタ航空のデトロイト便が新しいD滑走路から相次いで飛び立った。これでアジア9路線、米国5路線、欧州2路線の海外16都市が羽田からつながり、国際化第1弾が出そろった形だ。

飛行機と空と旅
早朝の羽田で、同じ航空連合「ワンワールド」に加盟するブリティッシュ・エアウェイズとアメリカン航空が合同で就航セレモニーを開催。両社の機長ががっちりと握手を交わす

 しかし羽田からの欧米向け長距離便の発着は、早朝または深夜に限られている。その時間にあえて出発したい利用者にはいいが、誰もが好都合というわけではない。例えばニューヨークへは、朝6時40分に羽田を発ち、現地到着は同日の午前5時15分だ。この微妙な時間設定は、利用者にどんなメリットとデメリットをもたらすのか? そして米国東海岸への旅に、今後どんな新しいスタイルを持ち込むのだろう?

 ニューヨークで発行されている現地日本語メディアの取材予定があったため、私もアメリカン航空の就航初便を予約。航空写真家のチャーリィ古庄氏をともない、羽田からニューヨークへの旅を体験してみることにした。

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