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フィットを超える? 「N-ONE」は新しいホンダの象徴となるのか(2/4 ページ)
ホンダは軽乗用車「N」シリーズの第3弾「N-ONE(エヌワン)」を11月2日に発売する。「N360」を現代風にアレンジした。価格は115万円〜。
ターボモデルはフィット並みの走り
また、ターボ搭載モデルを「Tourer(ツアラー)」として設定。ターボエンジンの最高出力は47キロワット(64馬力)/6000rpm、最大トルクは104ニュートンメートル/2600rpm、燃費はFFモデルがリッター23.2キロ、4WDモデルが同21.8キロ(JC08モード燃費)だ。
「軽自動車ながら1.3リッターエンジンを搭載するフィット並みの走りを実現する。他社にも軽ターボは存在するが、スポイラーやインチアップタイヤなどを装着した『ぜいたく品』のイメージが強い。現在、フィットに乗っている人のなかには『軽では高速道路や長い登坂道路であおられるのが嫌だから』という選択をした人もいる。そういう層にはスポイラーのような装備はいらない。むしろフィットよりも長いホイールベースを活用して剛性の高いボディをつくり、乗り心地の良さを実現した。制振材、吸音材も軽と思えないくらい使ってフィット並みの静けさをも実現した」(N-ONEの開発責任者を務めた浅木泰昭 本田技術研究所主任研究員)
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