2015年7月27日以前の記事
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“最強”の呼び声も高いシンガポール航空のビジネスクラス秋本俊二の“飛行機と空と旅”の話(2/7 ページ)

エアライン人気ランキングで常にトップ3の一角を占めてきたシンガポール航空。なかでも長距離用機材に搭載しているビジネスクラスは「最強」と評価する人が少なくない。エアバスA380で運航する成田からシンガポールへのSQ011便で、極上のフライトを体験した。

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Point 02/出発までの優雅なひととき

 セキュリティチェックと出国審査を終えると、指定された46番ゲートに近い第4サテライトのANAラウンジへ。「空港へは出発のどれくらい前に到着するか?」と聞かれたとき、以前は「ぎりぎりに」と答えるのが旅慣れた人だとされてきた。しかしそれは、空港に早く到着しても何もすることのなかった時代の話。最近の空港は、ショップやレストランなどさまざまな施設が充実している。なかでも上級クラスの利用で欠かせないのが、エアライン各社が運営するラウンジだ。そのため現在は、空港には余裕をもって到着し、出発までの時間をラウンジでゆったり過ごすというのがプレミアムな旅の“定番”になった。

 シンガポール航空は各国の主要空港で「シルバークリスラウンジ」を展開しているほか、自社ラウンジのない空港でも提携パートナーやスターアライアンスメンバーの航空会社が運営するラウンジを使用できる。成田ではANAラウンジが使えるのが嬉しい。

飛行機と空と旅飛行機と空と旅

 ANAラウンジは軽食やドリンク類が充実しているほか、好みでオーダーできるヌードルバーなども人気を集めている。時間帯によっては出発前にシャワー室を利用するのもいいだろう。スタッフの対応も細部にわたって行き届いている。無線インターネットも快適に使えるので、私はワイングラスを持ってビジネスブースに席をとり、手持ちのPCをインターネットにつなげた。これから向かう目的地の最新情報を出発直前にラウンジで入手する──それが私流の旅のスタイルだ。

飛行機と空と旅飛行機と空と旅
飛行機と空と旅飛行機と空と旅 出発ゲートに近い第4サテライトにある、充実した設備のANAラウンジ

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