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G-SHOCKのふるさとを訪ねる――カシオタイ工場フォトレポートあの洪水から1年半(4/6 ページ)

2011年10月に、タイ中部で起きた大洪水を覚えているだろうか。アユタヤの工場団地が冠水し、操業停止に追い込まれた日本企業の工場も多かった。カシオもその1つだ。あれから1年半。タイのカシオ時計工場はどうなったのだろうか?

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 続いて、第二工場を見学した。ここでは部品のセットアップとケースの組み立て、クリーンルームでの時計の生産などを行っている。また、部品や製品の倉庫も完備する。

 倉庫の管理については、近々「フリーロケーション管理」と呼ばれる新システムを導入する予定だ。これは、新しく入ってきた部材の容量などを計算し、それを置く最適な場所をコンピュータが指示してくれるシステム。部材ごとに保管する棚が固定されている現在のシステムを改めることで、倉庫の生産性を30%アップできるという。


さまざまな場所から届いた部品を保管する倉庫

IQC(Incoming material QC)と呼ばれる部材の受け入れ検査

デジタルウオッチの組み立て工程

手作業でひとつひとつ丁寧に作られていく

徐々に完成が近づいてきたPROTREK

裏ぶたを取り付けられていくG-SHOCK

モニターを見ながら厳密な作業が行われる

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