ビックカメラ、業績見通しを下方修正 コジマが赤字転落

» 2015年10月05日 17時57分 公開
[ITmedia]

 ビックカメラは10月5日、2015年8月期通期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が68億円にとどまる見通しだと発表した。従来予想は102億円だった。

 子会社のコジマが63億5000万円の最終赤字(従来予想は4億4000万円の黒字)に転落する見通しになったため。コジマは6〜7月の天候不純でエアコンや冷蔵庫などが低迷した上、Windows XP特需の反動減からPCが低調に推移したという。収益性が低下した店舗の減損処理、繰り延べ税金資産の取り崩しも響き、無配に転落する。

 ビックカメラの修正後の見通しは、売上高が7938億円(前回予想から182億円減)、営業利益は188億円(同17億円減)。前期から減収減益となる見込み。

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