JR東海は10月22日、東海道新幹線に「N700A」20編成を来年度から追加投入すると発表した。2019年度末には700系の置き換えが完了、全車両が最高速度285キロの700Aに統一される見通しになった。
追加投入する編成では、新開発したブレーキライニングにより地震ブレーキの停止距離を約5%短縮。最高速度285キロから距離約3キロで停止するという。
またパンタグラフ、台車、ATCの車両データ監視機能を強化し、安定性の向上などを図る。
既存のN700系とN700A計111編成にも同様の改造工事を19年度末までに順次実施。車両制作費と改造費の合計は約1040億円。
N700Aは、2007年に運転を開始したN700系をベースにした改良型で、2013年から投入している。
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