JR東日本は2月19日、鉄道博物館(さいたま市)の本館リニューアル・新館建設計画を見直すと発表した。新館は規模を縮小し、本館リニューアル・新館オープンも2018年夏に延期する。「建設費の高騰など」が理由という。
新館は当初、地上5階の延べ約8500平方メートル・展示面積約4800メートルを計画していたが、これを地上4階・延べ約6000平方メートル・展示面積約3500平方メートルに縮小。「ステーション」と呼ぶ展示ゾーンは当初から1つ減らして5つとし、新館で「仕事」「歴史」「未来」の3ステーション、本館で「車両」「科学」の2ステーションとする。
リニューアルと新館オープンは当初17年秋としていたが、1年近くずれ込む。環境負荷低減システムの一部も取りやめる。模型鉄道ジオラマなど、そのほかの計画は予定通りという。
鉄道博物館は07年にオープン。現在は本館(地上4階・展示面積約1万平方メートル)を運営しており、新館は本館の南に新設される。
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