セイコーエプソンは9月6日、100%子会社で腕時計などを製造販売するオリエント時計について、事業再編の検討を始めたと発表した。来年4月に一部を除きエプソン本体に統合する方向。オリエント時計の技術やノウハウをウェアラブル端末事業に活用する。
オリエント時計は1950年設立し、2001年にエプソンが子会社化した。機械式腕時計「オリエントスター」などで知られる。
エプソンはウェアラブル端末を成長の柱の1つとして位置付けており、オリエント時計が持つ機械式時計のムーブメント技術や企画・デザイン、販売網との融合をブランド強化を含め進めていく。
オリエント時計の国内販売機能はエプソン販売に、それ以外の機能はエプソン本体に統合する方向で検討する。今後、統合の具体的な方法について詳細を詰める。
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