最も好感度が高かった企業CMは?――CM総合研究所が4月18日、2016年度(16年4月〜17年3月)の企業別CM好感度ランキングを発表した。1位はKDDIの「三太郎」シリーズ。桃太郎、浦島太郎、金太郎を主役に据えた人気CMが、3年連続で首位を獲得した。
「三太郎」シリーズが3年連続で好感度1位
トップ10には、携帯キャリア、飲料、食品、生活雑貨のロングランシリーズCMが並ぶ中、アマゾンジャパンやリクルートなどのネットサービスもランクインした。
- KDDI 「三太郎」シリーズ
- ソフトバンク 「白戸家」シリーズ
- 日本コカ・コーラ ジョージア、ファンタ
- NTTドコモ 「得ダネを追え!」シリーズ、「ポインコ兄弟」
- 花王 アタックほか、303作品を展開
- アマゾンジャパン Amazonプライム
- 日清食品 カップヌードル
- サントリー食品インターナショナル ボス「宇宙人ジョーンズの地球調査」シリーズ
- P&G ファブリーズ、レノア
- リクルート タウンワーク、リクナビNEXT
15年度に比べて好感度順位を大幅に上昇させたのは、人と動物の心のふれあいを描いたアマゾンジャパン(171位→6位)、「UFO」のメロディをバックに美人三姉妹を登場させたコミュニケーションズ(790位→21位)、ラグビー選手の五郎丸歩を起用したニチレイ(192位→82位)。
アマゾンジャパンのCMはYouTubeで230万再生
産業分野別で新たに首位に立ったのは、パナソニック(AV機器、家庭電器)、LIXIL(住設・用品)、アマゾンジャパン(流通・販売)、大正製薬(医薬・健康)。一方でユニクロ(衣料)、トヨタ自動車(自動車)、大和ハウス工業(住宅・建設)は長らく1位の座を守っている。
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