山手線の新型「E235系」量産車、5月22日から営業運転20年春ごろまでに置き換え

» 2017年04月25日 14時33分 公開
[ITmedia]

 JR東日本は4月25日、山手線の新型車両「E235系」量産車について、営業運転を5月22日から順次始めると発表した。49編成を投入し、2020年春ごろまでに現行の主力、E231系500代から置き換える計画だ。

photo E235系

 2017年度は15編成を年度末に投入する計画。18年度以降はさらに34編成を順次投入。E235系は量産先行車と合わせ、計50編成・550両になる。

 量産車では、荷物の上げ下ろしをしやすくするため、荷棚の高さを量産先行車とE231系500代と比べ5センチ下げ、1628ミリとした。また、手すりの清潔感を保つため、現在はつるつるした手すりの表面を、微細な凹凸がある質感にしている。

photo E235系量産車の変更点=ニュースリリースより

 現行のE231系500代は、中央・総武線各駅停車への転用改造を施し、継続使用する予定。

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