エバラ食品「黄金の味」リニューアル 78年の発売以来初年間4000万本出荷

» 2017年05月17日 17時30分 公開
[ITmedia]

 エバラ食品工業は5月17日、焼き肉のたれ「黄金の味」シリーズをリニューアルし、7月10日に発売すると発表した。刷新は1978年の発売以来初めて。味の決め手となるフルーツピューレを見直したほか、ペットボトル容器の採用で軽量化した。

photo 容量ラインアップも増える「黄金の味」

 年間4000万本を出荷する定番商品。初のリニューアルで、客のライフスタイルの変化やニーズの多様化に対応する。

 原料の3分の1以上を占めるというフルーツピューレの製法を見直し、従来に比べとろみを倍増させ、舌触りのある繊維感をアップ。果実のこくが肉にからみ、よりおいしく食べられるという。主原料のリンゴは国産品を100%使用する。

 また甘口、中辛、辛口の特徴をそれぞれはっきりさせた。味に差を付けることで、家族で好きな味を選ぶなど、好みによって楽しめるようにした。

 従来は42グラム×3個、210グラム、400グラム、590グラムの4サイズ展開だったが、400グラムの販売を終了し、360グラム、480グラムを追加。合計5サイズとし、より使い切りやすくした。360グラム以上ではペットボトルを採用することで、ガラス瓶の従来品に比べ最大200グラム軽量化したという。

 210グラムの小売り参考価格は357円(税込)、360グラムは465円(税込)。

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