トヨタ、日産、ホンダなど燃料電池車普及で協業へ水素ステーション整備へ

» 2017年05月19日 15時37分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業など11社は5月19日、燃料電池車(FCV)向け水素ステーションの本格整備に向けた協業を検討すると発表した。年内に新会社を設立し、水素ステーションの整備・運用を進めたい考えだ。

photo トヨタのFCV「MIRAI」

 2020年度までに水素ステーション160カ所の整備とFCVの4万台普及を掲げる官民目標の実現に向け、普及のネックになっている水素ステーションの本格整備をオールジャパンで加速させる。

 11社はトヨタ、日産、ホンダのほか、JXTGエネルギー、出光興産、岩谷産業、東京ガス、東邦ガス、日本エア・リキード、豊田通商、日本政策投資銀行。

 FCVはトヨタが「MIRAI」、ホンダが「FCX」を販売しているが、水素ステーションは全国約90カ所程度しかなく、普及のネックになっている。

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