住みたい街の基準、潮目は変わったのか?北千住と赤羽が浮上(4/4 ページ)

» 2017年07月10日 08時00分 公開
[常井宏平ITmedia]
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「これから伸びる街」はあちこちに存在する!?

駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿』(著・首都圏鉄道路線研究会、SBクリエイティブ)

 庶民的な雰囲気や交通利便性の高さで「穴場的人気」を確立させた北千住と赤羽だが、賃料はじわじわと上昇しており、「すでに穴場ではなくなった」という声もある。

 一方で、交通利便性が高く、商業地が多い割には賃料が安い「穴場エリア」は他にもたくさんある。城東エリアでいえば金町や南柏、城北エリアだと与野や北浦和、城南・城西エリアでも始発駅の橋本、昔ながらの商店街や飲食店が残る大井町などが、今後伸びる可能性を秘めているといえる。

 →「なぜ買って住みたい街1位に!? 船橋に住む人のぶっちゃけ座談会」

※LIFULL HOME'S総合研究所 副所長 中山登志朗、LIFULL HOME'S事業本部 星野晴美

編集部からのお知らせ:

本記事は、書籍『駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿』(著・首都圏鉄道路線研究会、SBクリエイティブ)の中から一部抜粋し、転載したものです。


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