メルカリ、社員にアプリ料金など月1万円まで補助開発・企画に生かす

» 2017年07月10日 20時55分 公開
[ITmedia]

 フリマアプリを運営するメルカリは7月10日、サービスの企画や開発に関わる社員を支援するための制度「Mercari Tech Research」を開始すると発表した。サービスやアプリを体験するための海外視察費の全額負担や、有料アプリや課金のための費用を月に1万円まで補助するという。

メルカリがサービス企画・開発に関わる社員を支援する制度をスタート

 社員が海外の最新サービスやアプリを体験し、業務に生かすことができる環境整備が目的。7月から新制度を実施する。メルカリによると、「既存サービスの改善や新サービスの企画に関わる社員においては、日本国内だけでなく世界中のサービス・アプリを実際に体験しインプットを得ることと、得た知見をアウトプットすることを重視している」という。

現地でアプリを体験して得たインプットを、国内での企画や開発に生かす(=メルカンより)

 同様の制度を実施している企業は、サイバーエージェントグループのゲーム開発会社ジークレストなどがある。メルカリは充実した人事制度「merci box(メルシーボックス)」で知られており、妊活や認可外保育園支援も行っている。

【訂正:2017年7月11日午後4時10分 初出よりタイトルを変更しました】

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