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» 2017年07月25日 12時11分 UPDATE

まずは「乳がん」からスタート:「がん」のセカンドオピニオン ネットで専門医に相談

エムスリーが、がんの治療方針や病院選びについて複数の医師の意見が聞ける「マルチオピニオンサービス」を開始。「セカンドオピニオン制度」の利用率が低い現状を踏まえ、患者がより納得できる治療を提供する狙い。

[ITmedia]

 医療関連サービスのエムスリーは7月25日、がんの治療方針や病院選びについてインターネット上で複数の医師に相談できる「マルチオピニオンサービス」を開始すると発表した。まずは7月下旬にも同社情報サイト「医知恵 乳がん」上で、乳がん患者のみを対象に試験運用を実施し、その後胃がんや肺がんなど他のがん患者にもサービスの対象を広げる予定。

photo 「乳がんマルチオピニオンサービス」

 主治医以外の医師に検査結果や治療方針についての意見を聞く「セカンドオピニオン制度」の利用率が低い現状を踏まえ、近隣に受診可能な医療機関がない患者などに納得できる治療を提供する狙い。

 患者が専用サイトから相談内容を投稿すると、専任スタッフが患者の不安や悩みを電話やメールでヒアリングし、医師への相談内容を決定。同社情報サイト「m3.com」に登録している25万人以上の医師会員から、相談への回答に適した3人の専門医を選定する。3人の医師は所属医療機関が異なっているため、偏りのない回答が得られるという。

 専門医はスタッフから相談内容の共有を受けた後、2週間程度で回答をまとめたレポートを作成する。レポート完成後、スタッフが内容を患者にフィードバックする流れ。

photo サービスの流れ

 価格は、専門医3人への相談料が7万円(税込)。おすすめの病院・医師の紹介料が2万円(同)。

 ただ、同社は「このサービスは医学・医療情報の提供が目的であり、医療行為ではない。このことを十分認識した上でサービスを利用してほしい」としている。

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