トヨタ、新型「センチュリー」発表 V8ハイブリッド採用V12エンジンは廃止(1/2 ページ)

» 2017年10月05日 17時42分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は10月5日、高級セダン「センチュリー」の3代目となる新型を2018年の年央に発売すると発表した。東京モーターショー(10月25日〜11月5日、東京ビッグサイト)で初披露する。

photo 新型センチュリー

 公用車などとして使われることが多い国産ショーファードリブンカー。1997年に発売された2代目を21年ぶりに一新する。

 国産乗用車としては唯一だったV型12気筒エンジンは廃止し、5リッターV型8気筒エンジンとハイブリッドシステム(THS II)を採用。全長やホイールベースを拡大することで伸びやかで重厚感のあるスタイルになった上、後席スペースが広がり、乗降性も向上しているという。

 専用チューニングによるサスペンション、高剛性ボディー、乗り心地に特化した新開発のタイヤで、走行安定性と上質な乗り心地を両立しているという。「アクティブノイズコントロールシステム」の採用などで室内の静粛性も高めている。

 ボディーサイズは5335(全長)×1930(全幅)×1505(全高)ミリ(ホイールベース3090ミリ)。

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