テクノロジー・メディア・通信業界、成長している企業は?「ココナラ」運営会社の成長率は1252%

» 2017年10月19日 11時48分 公開
[ITmedia]

 デロイトトーマツグループの責任監査法人トーマツは10月18日、日本のテクノロジー・メディア・通信業界の企業の成長率ランキングトップ50を発表した。過去3決算期の売上高に基づいて算出したもので、1位はスキルシェアリングサービス「ココナラ」を展開するココナラ。成長率は1252%(約13.5倍)を記録した。

 トップ10は以下。

  1. ココナラ/スキルシェアリングサービス「ココナラ」運営/1252%
  2. トレタ/飲食店向け予約顧客台帳サービス/1243%
  3. ZUU/資産運用の総合プラットフォーム開発と提供/1150%
  4. マイネット/スマートフォンゲームサービス/584%
  5. PKSHA Technology/機械学習アルゴリズムの開発及びライセンス提供/315%
  6. ジーニー/アドテクノロジーおよびマーケティングテクノロジー/302%
  7. グッドパッチ/UIデザイン/259%
  8. チームスピリット/働き方改革プラットフォーム/211%
  9. ウフル/他社ライセンスの再販、SI、自社ライセンスの開発、販売/202%
  10. アライドアーキテクツ/SNS活用のデジタルマーケティング支援/177%

 13位にはビジネスニュース特化のプラットフォーム「NewsPicks」を展開するユーザベース、19位にはニュースキュレーションアプリ「グノシー」のGunosyもランクインしている。

 受賞企業50社の成長率の平均は201%(約3倍)で、成長率100%以上の企業が32社(全体の64%)に上った。事業領域別ではソフトウェア(19社/38%)、メディア(16社/32%)、通信(9社/18%)の順となった。

成長率の平均と事業領域別の割合

 トーマツは「AI(人工知能)を事業に取り入れている企業は19社に上る。IoT(モノのインターネット)、フィンテック等と併せて、テクノロジー・メディア・通信業界のトレンドを体現する企業が多く入賞している」と分析している。

ランキングのトップ10

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.