2017年に最もテレビCMで起用された芸能人は?――メディア分析を手掛けるニホンモニターの調査によると、トップはタレントのローラさんで、15社が起用した。
ローラさんは楽天の格安SIM「楽天モバイル」、リクルートの店舗予約Webサイト「ホットペッパービューティー」などに出演し、14年以来3年ぶりに“CMクイーン”となった。「はじけるような天真らんまんさと、抜群のルックスを兼ね備えた大人の女性のキャラクターが、起用する側と見る側の双方の期待に応えた」と分析する。
2位はモデル・女優の広瀬すずさんで、14社が起用。大塚製薬の飲料「ファイブミニ」、資生堂の制汗剤「SEA BREEZE(シーブリーズ)」などに出演した。
「惜しくも年間トップの座は逃したが、すでに再来年の朝ドラヒロインが決定している。来年には成人を迎えるため、今後は少女から大人の女性への変貌とともに、CMでも新たな魅力を振りまくだろう」とみる。
3位は俳優の遠藤憲一さんで、12社が起用。アデランスの増毛商品「バイタルEXネオ」や、講談社のパートワーク雑誌「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」などに出演した。
以下、有村架純さん(女優)、相葉雅紀さん(歌手・タレント)、錦織圭さん(プロテニス選手)が11社、二宮和也さん(歌手・タレント)、松本潤さん(同)、吉岡里帆さん(女優)など7人が10社――と続いた。
ニホンモニターは「今後は、愛くるしい笑顔が人気の加藤一二三棋士にもCMオファーが殺到しそうだ。18年は平昌五輪も開催されるため、フィギュアスケートの本田真凜選手や羽生結弦選手のCM出演も期待できそうだ」と予測している。
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