オリエンタルランド、「新パークのテーマは“空”」報道にコメント「さまざまな検討を進めている」

» 2018年02月05日 10時58分 公開
[ITmedia]

 東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは2月5日、敷地内の駐車場エリアなどに建設予定の新パークのテーマを「空」に決めたとの一部報道に対し、「当社が発表したものではない」「2021年度以降の開発方針は、TDR全体の価値向上に向けてさまざまな検討を進めている」とのコメントを発表した。

photo 東京ディズニーリゾートの公式サイト

 4日付の毎日新聞によると、オリエンタルランドは新パークの名称を「ディズニースカイ」とし、宇宙旅行やジェット機での飛行を疑似体験できるアトラクション導入を検討しているという。新パークの構想は4月下旬〜5月上旬に発表予定としている。

 同紙によると、園内に「動く歩道」を設けてシニア層の負担軽減を図るほか、入退場にスマートフォンを使った電子認証を取り入れる計画。園内にセンサーを導入し、来場者の行動データを収集して混雑の緩和につなげることも検討中という。

photo オリエンタルランドによるコメント

 東京ディズニーランド・シーの合計入園者数は、14年度をピークに2年連続で減少。オリエンタルランドは改善策として、ディズニーランドに「美女と野獣」「ベイマックス」がテーマの新エリアを、ディズニーシ―の「メディテレーニアンハーバー」に、シミュレータータイプの大型アトラクションを建設する計画も進めている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.