東洋ゴム工業は2月15日、2019年1月1日付で社名を「TOYO TIRE」に変更すると発表した。同社は15年に免震ゴム・防振ゴム製品のデータ偽装が発覚。業績が悪化し、17年にタイヤ以外の2事業を売却していた。
社名変更の理由は、タイヤ・自動車用部品を中核に据えることを改めてアピールするため。また、売上高の過半数を海外事業が占める状況になったため、グローバル市場でのブランドイメージ向上を目指す意味もあるという。
東洋ゴム工業は「タイヤ・自動車用部品事業に携わる『誇り』と『責任』を持ち、グローバルにTOYO TIREを本物のブランドにしていくという『覚悟』を社名に冠します」としている。
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