クレジットカード選びのポイントは、全世代で「ステータス」よりも「お得さ」──NTTドコモが3月12日発表した意識調査から、こんな結果が浮かび上がった。30〜60代では約9割近くが「おトクさ」を重視し、「ステータス」派は少数派だった。
30代は、クレジットカードで買い物する際の最少額を「1000円未満」としたのが53%と全年代で最多。支払い時に小銭やポイントカードを出す手間を省きたいという意識がほかの世代より強いようだ。
都道府県別にみると、ゴールドカードの所有率が高いのは1位が兵庫県で36%。同県は「節約家だ」と答えた人の割合も74%で1位となっており、ゴールドカードの所有は「ステータス」へのこだわりからではなく、お得さやメリットを考慮した結果のようだ。2位は長野県と大阪府で33%だった。
キャッシュレス化が最も進んでいる県は三重県で、95%の人が現金以外でも買い物をすると答えた。最下位の大分県でも74%と、全国的にキャッシュレス化が進んでいることがうかがえる。
調査は2月5〜8日、全国の20〜69歳までの男女4700人を対象に実施した。
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