ポルシェ初のピュアEVスポーツ、名前は「Taycan」に決定その意味は……(1/2 ページ)

» 2018年06月11日 14時32分 公開
[ITmedia]

 独Porsche(ポルシェ)は、開発コードネーム「Mission-E」と呼んできた同社初の電気自動車を「Taycan」と名付けたと発表した。2019年に量産を開始する計画だ。

photo ポルシェ初のピュアEVスポーツは「Taycan」と名付けられた

 ポルシェの「スポーツカー70周年」記念イベントで発表した。

 Taycanは「活発な若い馬」を意味するという。「東方の言語がルーツ」とだけ説明されており、「マカン(Macan)」が「インドネシア語でトラを意味する」といった具体的なものではないようだ。発音は「ティーカン」が近いという。

 2基の電気モーターは600PSを発揮し、0〜100キロ加速は3.5秒、0〜200キロ加速は12秒というEVらしい加速性能を発揮する。800ボルトシステムを採用し、航続距離は500キロ、4分の充電で100キロの走行が可能という。

 ポルシェは2022年までにEV開発に60億ユーロ(約7800億円)を投じる計画。EV生産は既存のエンジン工場を転換する形で自社で行い、主力のツッフェンハウゼン工場だけでTaycanは1200の新しい仕事を生むという。

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