Apple、iOSの地図アプリを根本的に再構築へTomTomのデータ利用は継続

» 2018年07月02日 14時29分 公開
[ロイター]
photo 7月2日、米アップルはスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の地図アプリ「マップ」を、自前のデータを使って根本的に再構築する。写真はアップルのロゴ。シドニーで5月撮影(2018年 ロイター/David Gray)

[29日 ロイター] - 米アップルはスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の地図アプリ「マップ」を、自前のデータを使って根本的に再構築する。同社が6月29日、ロイターに明らかにした。

オランダのナビゲーション機器メーカー、トムトム(TomTom)からのデータ提供は継続するとしているが、従来と比べて同社データの使用方法がどう変わるかは明らかにしなかった。

アップルはセンサーを装備した自社のバンで集めたデータと、アイフォーン利用者が自主的にシェアする匿名情報を使い、マップを完全に再構築する。この秋に北カリフォルニアの地図を切り替えるのを皮切りに、新版のアプリを公開していく。

ハイテク専門メディア、テッククランチが29日にマップの再構築について報じると、トムトムの株価は一時急落した。

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