アマゾンジャパンはこのほど、「Amazon.co.jp」上で第1類医薬品の販売を始めた。消炎鎮痛剤の「ロキソニンS」や胃腸薬の「ガスター10」など計76種類を24時間いつでも購入できる。
同社は2013年10月に医薬品のネット販売を始めたが、取り扱いは「第2類」「指定第2類」「第3類」の3種類のみだった。1類の販売には厚生労働省がガイドラインを設けており、薬剤師による監修などが求められていた。
1類の販売開始に伴い、Amazon.co.jp上での購入時の仕組みを整備。ユーザーが購入したい医薬品をカートに入れ、「レジに進む」をクリックすると、年齢、性別、症状などの入力フォームが表示される。フォームの入力内容を踏まえ、担当薬剤師が適正使用と判断した場合のみ、購入が認められる仕組みだ。
薬剤師が適正使用ではないと判断した場合は、注文を取り消す場合もあるという。入力フォームからは、薬剤師に対する質問も可能。注文確定後に、メールで回答を送信するとしている。
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