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自転車に乗る子供に「ヘルメットをかぶせない」親は7割超義務化されていないから

自転車に乗る際の「ヘルメット着用」は、子育てで実行されているのか?――KDDI調べ。

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 子どもが自転車に乗る際に、ヘルメットを着用させない親は74.5%――。KDDIの自転車に関する意識調査でこうした結果が出た。理由としては、「義務化されていないから」(37.1%)、「子供が着用を嫌がるから」「必要性を感じないから」(ともに27.3%)などの回答が集まった。

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自転車に関する意識調査結果

 子どもの年代別では、「義務化されていないから」「必要性を感じないから」と答えた人は、高校・高専生の子を持つ親が最多で、それぞれ全体の38.9%、33.3%を占めた。「子どもが着用を嫌がる」は、小学生の親が最多で、45.5%だった。

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解答の比率

 「ヘルメットを着用させている」との回答が最も多かったのは、未就学児の子を持つ親で、57.7%。以下、小学生(46.9%)、中学生(32.8%)、高校・高専生(18.2%)――と続き、子どもの年齢が上がるほど、着用率が下がる傾向が顕著だった。

 同社は「ヘルメットを着用しない場合、死亡割合が4倍になるというデータが存在するが、命を守るためのヘルメット着用は定着していない」と警鐘を鳴らしている。

 調査は3月13〜14日にかけて、20〜69歳の男女1000人を対象に実施した。

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