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北米版「モンスト」終了 海外展開苦戦中国版、韓国版に続き

ミクシィが5月1日(現地時間)、北米版「モンスターストライク」を8月1日にサービス終了すると発表。日本ではトップを走る「モンスト」だが、中国版、韓国版は撤退するなど、海外展開で苦戦している。

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 ミクシィは5月1日(現地時間)、スマートフォン向けゲームアプリ「Monster Strike(モンスターストライク)」北米版を8月1日にサービス終了すると発表した。「最善の努力を尽くしたが、北米版のモンスターストライクは期待したような成功とならなかった」という。国内でトップを走る「モンスト」だが、海外展開では苦境に立たされている。


「モンスト」北米版が8月1日にサービス終了

 北米版モンスターストライクは2014年10月に提供を開始。基本システムは日本版と共通だが、デザインや一部システムをローカライズし、北米版限定のキャラクターなども実装し、海外ユーザーの獲得を狙った。しかしダウンロード数や売り上げは伸び悩み、約3年での終了となった。ミクシィは「現時点では、北米版を再開する予定はない」と北米版のQ&Aで回答している。

 モンスターストライクは17年1月に全世界累計利用者数4000万人を突破したが、その多くが日本国内ユーザー。海外展開は、中国版が15年8月に、韓国版が16年11月にそれぞれ終了している。北米版終了に伴い、海外版の提供は台湾・香港・マカオのみの展開となる。


モンストの累計利用者数(=ミクシィ決算資料)

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