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復活目指す「ドムドム」、新体制下で初の新規出店:12月8日に「厚木店」オープン
ハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」が、新店舗「厚木店」(神奈川県厚木市)をオープンする。レンブラントホールディングスの傘下に入って以降、新規出店は初めて。
ハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」を運営するドムドムフードサービスは12月8日、新店舗「厚木店」(神奈川県厚木市)をオープンする。ホテル事業などを手掛けるレンブラントホールディングス(同)の傘下に入って以降、新規出店は初めて。
小田急線 本厚木駅北口から徒歩3分の立地に出店する。店内には無料のWi-Fiを設置し、全席に電源コンセントを配置するなど設備を充実させた。
ドムドムハンバーガーは1970年に誕生。日本マクドナルド(71年)やモスバーガー(72年)より早くに生まれた「日本最古のハンバーガーチェーン」として知られ、多くの古参ファンを持つ。
しかし、近年はかつての親会社、ダイエーの不振の影響で売り上げが減少していた。復活に向け、レンブラントHDが5月に同チェーンを買収。運営戦略、メニューなどを一新するほか、2017年〜20年度にかけて計19店舗を出店し、体制を立て直す方針を明らかにしていた。
メニューの刷新は9月に着手し、「ビッグドムバーガー」などを発売。12月からは「ハンバーガー」「チーズバーガー」の味付けをリニューアルしたほか、(1)「ビッグドム トマト&チーズ」(税込460円、以下同)、(2)「根菜鶏つくねバーガー」(360円)、(3)「手作り厚焼きたまごバーガー」(280円)――の3商品を発売している。
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