転職コンサルタントが指摘 転職先で活躍できない「ミドル」の特徴は……?:「成功体験リセット」などがポイント
転職先で活躍できない「ミドル」の特徴は? 30〜40代のミドル世代の転職支援サイト「ミドルの転職」を運営するエン・ジャパンが転職コンサルタントを対象に調査を行ったところ、活躍できないミドルの特徴として最多だったのが……
転職先で活躍できない「ミドル」の特徴は? 30〜40代のミドル世代の転職支援サイト「ミドルの転職」を運営するエン・ジャパンが転職コンサルタントを対象に調査を行ったところ、活躍できないミドルの特徴として最多だったのが「前職の会社と転職先企業を比較して、悪く言ってしまう」(71%)だった。
その他には「これまでの経験や実績をひけらかす」(55%)、「前職の仕事のやり方を持ち込む」(40%)、「入社前に自分が想定していた以外の仕事・環境に理解を示さない」(36%)、「分からないことがあっても周囲に相談することなく独断で仕事を進める」(34%)――などが挙がった。
一方、転職先で活躍できるミドルは「社内でのコミュニケーションを重視する」(67%)、「分からないことを素直に認めて教えを乞う」(49%)、「転職先企業の企業文化理解に努める」(48%)、「転職先企業での仕事のやり方を踏襲する」(44%)、「転職企業の社内ルールを理解する」(37%)――などを行っているという。
回答した転職コンサルタントからは転職先で活躍するためのアドバイスとして「今までの成功体験をリセットできるかどうかがポイントだ」「新たな企業ではあくまで新人のような気概で臨むべき」「仕事と関わる人に対してのリスペクトを忘れない」「入社先の社風や仕事のやり方を理解し、人間関係を構築した方がいい」といった意見が寄せられた。
調査は10月1〜15日にかけて、「ミドルの転職」を利用する転職コンサルタント103人を対象にインターネット上で実施した。
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