新星堂は、個人情報保護強化を目的に情報漏えい対策システムを導入した。システムを導入した富士通が明らかにした。
新星堂は8月1日、個人情報保護強化を目的に、情報漏えい対策システムを導入した。システムを導入した富士通が明らかにした。
富士通の統合運用管理ソフト「Systemwalker」を採用した。8月1日から本社で稼働させ、順次店舗などへと展開する。全国に散在する900台のPCを一元管理することで、個人情報保護とセキュリティを強化する。
外部メモリへの複写禁止などセキュリティポリシーに基づいたPC管理を実施する。また、セキュリティパッチの配付やウイルス定義ファイルの自動適用を行い、セキュリティレベルの確保と作業負荷の軽減を両立させる。PCにトラブルが発生した場合には、管理者がセンターからリモート操作で対処し、迅速な復旧を行うとしている。
新星堂では、CD/DVDの予約情報やポイントカード発行時の登録内容など多くの個人情報を扱っている。4月の個人情報保護法の施行に伴い、事業所や店舗のPCやソフトウェアを一元的に管理することで、私的利用の防止やウイルスに対するセキュリティ強化を目指していた。
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