NEC、Express5800シリーズのLinuxラインアップを強化

NECは、IAサーバ「Express5800シリーズ」について、RHEL 4に対応した製品ラインアップを強化。導入時の負担を軽減するパック製品と、1ウェイサーバの新製品に対するサポートメニューを追加した。

» 2006年12月06日 02時38分 公開
[ITmedia]

 NECは11月30日、Red Hat Enterprise Linux 4(RHEL 4 ES)に対応した製品ラインアップを強化、IAサーバ「Express5800シリーズ」について、OSやサポートサービスをパッケージ化した「Express5800/セレクションパック」と、1WayタイプのExpress5800シリーズ4製品に対応した「Linux基本サービスセット」の提供を開始した。

 「Express5800/セレクションパック」では、Express5800/120Ri-2、Express5800/120Rg-1、Express5800/120Li、Express5800/110Rh-1の4モデルについて、RHEL 4 ESをプリインストール、操作や設定方法などの基本的な内容についての問い合わせが可能なサポートサービス(2インシデント)をセットにして提供する。運用時のサポートサービスを別製品とすることで、導入時の負担を軽減するのが狙い。

 「Linux基本サービスセット」は、Linuxのインストールサポートのほか、運用時の技術的な問い合わせや事例に基づく回避手順などを紹介する「Linux基本サポートサービス」(年間20インシデント)と、サーバ稼働監視ツール「ESMPRO」をセットにして提供するもの。新たにExpress5800/110Rh-1、Express5800/110Ek、Express5800/110Rb-1h、Express5800/i110Rb-1hに対応した。

 価格は、「Express5800/セレクションパックが32万2000円から。「Linux基本サービスセット」が初年度17万8000円から、2年目以降の月額保守料は1万4800円からとなる。

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