セキュリティもコスト削減もお任せ:中堅・中小企業向けPC運用管理ツールの真打か!?――JP1/Desktop Navigation

今や中堅・中小企業にとっても、コンピュータやネットワークなどのIT資産は、ビジネスに欠かすことのできない大切な道具である。だから、会社の資産として確実に管理することが求められる。そのIT資産の管理に最適なソフトウェアがある。日立製作所開発した「JP1/Desktop Navigation」だ。


中小企業に求められるPC運用管理

 中小企業庁によると、日本で法人登記されている約421万企業のうち、99.7%がいわゆる「中小企業」なのだという。それら中小企業のほとんどが、コンピュータをはじめとするIT資産を、ビジネスの道具として利用しているのが現状だ。今の世の中、 “PC が1台もない”という企業は、ほとんど存在しないと思われる。

 それだけ広く普及したIT資産だが、「あなたの会社では、IT資産を確実に管理できていますか?」と問われた時に、自信を持って首を縦に振れる企業が、どれだけあるだろうか。残念ながら、非常に少ないのが現状だろう。会社の経費として資産計上するという理由だけでもIT資産管理は重要なのに、PCの管理はすべて利用者任せ、社内にあるPCの台数さえ把握できていないという企業は、意外に多いのだ。

 PC運用管理が不十分だったら、どんな危険性に見舞われるだろうか。例えば、セキュリティ管理に無頓着ならば、会社にとって重要な機密情報が漏えいし、ビジネスに重大な影響があるかもしれない。顧客情報が流出すれば、損害賠償を請求されることにもなりかねない。ソフトウェアを違法コピーして使用するなど重大なライセンス違反があれば、損害賠償だけでなく社会的な責任も問われることになる。こうした事態を未然に防止するためにも、確実なPC運用管理に、今すぐ取り組む必要があるのだ。

 中には、不十分な管理体制に危機感を持っている企業もある。しかし、そうした企業であっても、専任のシステム管理担当者を置く余裕がないという理由で後回しにしているケースもある。

 そんな企業にお勧めしたいのが、PC運用管理ツールの導入だ。このジャンルのソフトウェアは、多くのベンダーから多種多様な製品が発売されているが、その代表的な製品として、日立が開発した「JP1/Desktop Navigation」が挙げられる。

home.jpg JP1/Desktop Navigationのホーム画面。PC運用管理に必要な各種情報がブラウザ上で可視化される(画像クリックで拡大)

中小企業のIT資産管理業務をフルサポート

 JP1/Desktop Navigationは、大企業向け運用管理ソフトウェアの分野で長年国内トップシェアを誇る「JP1」(テクノ・システム・リサーチ、2009年9月調べ)で蓄積してきたノウハウをベースに、中堅・中小企業向けに特化した製品として日立が新たに開発したPC運用管理ツールだ。IT資産管理やセキュリティ管理など、中小企業がすぐに取り組むべきPC運用管理業務の機能を、ほぼ網羅している。

 どこからPC運用管理の手を付けたら良いか分からない、というのなら、まずは社内のPC台数を把握するところから始めてみるとよいだろう。JP1/Desktop Navigationは、ネットワークに接続されている機器を探索し、何台のPCが接続されているか、プリンタやネットワーク機器は何台あるかという現状を示してくれる。

 例えば、資産計上を目的としてExcelなどの表計算ソフトを使い、IT資産の台帳を作成している場合、JP1/Desktop Navigationが探索した結果と、台帳の内容を比較してみる。もし、台帳にないPCが発見できたら、それは社員が無断で私物PCを持ち込んでいるのかもしれない。台帳にあるPCが存在しなければ、すでに使われていないものかもしれない。こうして、社内の現状を把握することから始めるのだ。台帳で管理しているユーザー名などの独自情報についても、機器に関連付けてインポートできるので、既存の情報を有効活用できる。

hard.jpg 社内IT資産の台帳管理を、自動化できる(画像クリックで拡大)

 こうして一通りの状況把握ができたら、次に行うべきなのは「エージェント」と呼ばれる情報収集のための小さなプログラムを各PCに配布する作業だ。エージェントがなくても、各PCから基本的な情報を取得できる。だがエージェントを導入すれば、より詳しい情報が取得できるようになるとともに、問題が見つかった場合の対策も可能になる。例えば、社員がひそかにファイル共有ソフトのようなセキュリティに問題のあるソフトウェアをインストールしていた場合、そのソフトウェアを起動させないこともできるのだ。

 なお、エージェントはマネージャ側で作成したエージェントパッケージを配布してインストールできるほか、管理者がネットワーク経由で対象のPCに送り込むという機能も用意されている。

ソフトウェアのライセンス管理やセキュリティも万全

 エージェントの導入が済み、社内のPCをリアルタイムでつぶさに監視できるようになったら、次にお勧めしたいのは、ソフトウェアのライセンス調査だ。ライセンス関連で問題になるのが、購入しているライセンス数以上のソフトウェアがPCにインストールされていること。これは、故意かどうかにかかわらず、違法コピーとして扱われてしまう。もし購入したライセンス数より多くのPCにインストールされていることが分かったら、迅速にライセンス数を追加購入するなどの対策が必要だ。

 JP1/Desktop Navigationには、PCにインストールされているソフトウェアのライセンスを自動集計し、ライセンスが適切に使われているかどうかをチェックする機能がある。これを使えば、ライセンス超過だけでなく、余剰の有無も確認できる。使われている以上にライセンス数があれば、それを整理することで、ライセンスコストの削減にもつながるわけだ。

 ライセンス調査と同時に進めたいのが、セキュリティ管理だ。JP1/Desktop NavigationのエージェントをインストールしたPCでは、Windows Updateが正しく適用されているか、ウイルス対策ソフトが常に最新の状態にあるか、パスワードに脆弱性はないか、勝手に共有フォルダが作られていないかといった、セキュリティ管理が行えるようになる。

 これは、状況の把握だけでなく、対策も可能になることを意味する。例えば、Windowsの状態が最新でないPCに対してWindows Updateを実行するように設定したり、USBメモリなどの外部メディアへの書き込み禁止設定を強制したり、前述のように不正なプログラムの起動を抑止したりできる。これにより、ウイルスの感染、不正アクセス、情報漏洩などのセキュリティに関するさまざまなリスクに対処できることになる。

security.jpg セキュリティ上の問題を抱えたPCは、レポート画面からドリルダウンして特定できる(画像クリックで拡大)

 どのようにセキュリティ対策を行えばよいか分からない、という場合でも、JP1/Desktop Navigationには、セキュリティ対策に不可欠な基本項目をあらかじめ設定した「セキュリティポリシー」が用意されており、それを適用することでセキュリティが専門でない管理者の負担を、軽くしてくれるだろう。

誰にでも分かりやすい操作性を目指す

 中小企業におけるPC運用管理を考えるに当たり、大企業にはない課題がある。その1つが、前述したように“専任のシステム管理担当者を置く余裕がない”というものだ。

 その課題を解決するために、JP1/Desktop Navigationは導入作業が簡素化され、ウィザードに従って操作するだけで初期設定とネットワークの現状調査を行えるようになっている。運用作業もできる限り分かりやすくするために、最新の状況を一画面に集約。たとえITが専門外の兼任担当者だったとしても、やるべき操作がひと目で把握できる。レポート機能も充実しているので、例えば経営者に対してセキュリティレベルの評価、省電力設定状況からグリーンITの取り組みなどを報告する作業も、苦になることは少ないだろう。

 ウィザードに従って導入し、ひな形が用意されたセキュリティポリシーを適用して、あとは1日1回程度画面を確認しながら、週次や月次で経営者にレポートを提出するという作業だけで、必要十分な管理ができるのだ。導入時、あるいは運用時に分からないことがあっても、家電マニュアルのノウハウを活用して制作されている「スターターガイド」「クイックリファレンス」を参照すれば、大抵のことは解決できる。ちなみにこれらのマニュアルは、すでにJP1/Desktop Navigationを導入した中小企業でも、すこぶる評判が良いとのことだ。

 もう1つ、頭を悩ますのが社員に対する注意喚起という問題だ。これまでPCの管理を個人任せにしてきたような企業では、社員のセキュリティに対する意識が低かったり、禁止行為を行っている自覚がなかったりすることが、往々にしてあるものだ。もちろん、そうした社員には注意を呼びかける必要があるが、システム管理担当者がわざわざ注意に行くのでは負担が増えることになる。そんな悩みに応えるために、JP1/Desktop Navigationには社員のPCの画面に警告メッセージを通知する機能が用意されている。これならば、システム管理担当者に負担をかけることもない。

 ここまで、JP1/Desktop Navigationでできることを中心に、中小企業が取り組むべきPC運用管理について紹介してきたが、日立ではJP1/Desktop Navigationの体験版を提供しているので、試しに導入し、実際に触れてみると良いだろう。

 なお、2010年秋にはUSBデバイスの個別認識を含むハードウェア管理などのIT資産管理機能強化、PCの操作ログ取得などのセキュリティ機能強化を図った新バージョンが発売される予定。日立は現在、JP1/Desktop Navigationを導入し、サポートサービス契約を結んだ場合は、無償でバージョンアップできるキャンペーンを実施しているという。

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提供:株式会社日立製作所
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2010年6月30日


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