基調講演

日本発の民間宇宙開発とクラウドファンディング

株式会社ispace 代表取締役
袴田 武史 氏
Googleによる国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」に日本から唯一参加するチーム「ハクト」。民間宇宙開発の抱える課題と乗り越え方、資金調達について語っていただく。また、資金調達にクラウドファンディングを選んだ理由やその利点、問題点についてもお聞きする。
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ソチ五輪を目指す「下町ボブスレー」の挑戦 〜町工場が目指す世界の頂〜

「下町ボブスレー」ネットワークプロジェクト推進委員会委員長
株式会社マテリアル 代表取締役 細貝 淳一 氏
「氷上のF1」とも呼ばれるボブスレー。レースの迫力だけでなく、そのソリの開発にはF1レーシングカーと同等の技術力が必要になるとされ、イタリア代表はフェラーリ、ドイツ代表はBMW、米国代表はNASA(米航空宇宙局)がソリの開発を支援している。そんなソリを開発しソチ五輪で世界の頂点を目指す人々がいる。東京都大田区の町工場で結成された「下町ボブスレー」ネットワークプロジェクトだ。「なぜ日本の町工場がボブスレーで世界の頂点を目指すのか」「『下町ボブスレー』の先には何が見えているのか」。委員長を務める細貝氏に語っていただく。
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ジェームズ ダイソン氏から日本のモノづくりへのメッセージ
〜イノベーションはどこから生まれるのか〜

ダイソン・リミテッド (Dyson Limited) チーフエンジニア
James Dyson(ジェームズ ダイソン) 氏
2012年のEXPOで一番人気の講演が再配信決定!日本のモノづくりに影響を受け、ソニーやホンダに刺激されたと語るジェームズ・ダイソン氏に、いまの日本の製造業に関してのインタビューにお応えいただいた。グローバル競争が激化するなか、「日本のモノづくり」の開発力・競争力が厳しく問われている。再びイノベイティブな製品開発をするために必要な要素はどこにあるのだろうか。

※動画でご紹介している製品は2012年9月時点のものです。現在は、最新のダイソン デジタルモーターを搭載した新しいコードレス掃除機「DC62 モーターヘッド」が発表されています。今回のEXPOでも来場者プレゼントの対象になっております。詳細はEXPO会場内にてご確認ください。
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IT技術によってモノづくりの現場や産業構造はどう変わるのか

いま、世界各地で、従来の大量生産ビジネスにとらわれない、新たなモノづくりが生まれている。また、大手メーカーにおいても、新たなモノづくりプロセス確立の取り組んでいる。本EXPOでは、IT技術によってモノづくりの現場や産業構造はどう変化するのかを探る。

デバイス開発の最前線を追う

モノのインターネット(IoT)、センシング、低消費電力技術の発展により、コンシューマ製品のみならず特定用途向け製品においても、モノづくりが新たなステージに入ろうとしている。デバイスが相互にワイヤレス通信を行い、センシングデータをリアルタイムにやりとりし、長寿命で駆動する機器の登場は、私たちの生活や利用スタイルを劇的に変える可能性を秘めている。またこれらの要件と共に、リッチなユーザー体験を与える高性能・高品質のデバイスはこれまで以上に求められてきている。このようなデバイスの開発を支える組み込みシステムは、ハードウェア、ソフトウェア、開発環境のいずれもが大きな変化を遂げている。ワイヤレス通信技術は更なる小型化・低消費電力化が進み、電源関連技術は低消費電力のみならず環境発電・ワイヤレス給電など様々な分野でイノベーションが起きている。本ゾーンでは新しい時代のモノづくりに向け、エンジニアが知っておくべき技術・製品を紹介する。

より賢くスマートなエネルギー活用に向けて

再生可能エネルギーから災害時の防災対策まで、スマートなエネルギーの活用方法には、注目が集まる一方だ。エネルギー/BCPゾーンでは、導入が相次ぐ「太陽光発電」や、エネルギーの最適化/ 低減を図る「EMS」、システム障害対策など事業継続をサポートする「BCP」など、エネルギーソリューション として注目される製品/サービスや、これらの導入/活用事例をはじめとする最新情報を届ける。