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Yahoo! Internet Guide 2002年4月号 2002年4月9日(火)
インターネット快適化のコツ

Windows Me/2000/XP以外なら
TCP/IPのチューニングが有効

 Windows 95/98は、TCP/IPの標準設定がモデムやTAでの低速なインターネット接続向きになっている。この設定をブロードバンド向きに調整すれば、スピードアップの可能性がある。

 TCP/IPの設定情報はレジストリに書き込まれており、コントロールパネルなどから簡単に変更することはできない。調整したい場合は、「NetTune」などのフリーソフトを利用しよう。とくに専門知識がなくても設定をブロードバンド向けにチューニングできる。また、Windows 95/98では、TCP/IPそのもののアップデートが必要な場合もある。NetTuneのウェッブページにあるFAQを参考にしてほしい。

 使用しているOSがWindows 95/98で、600Kbps程度の通信速度しか得られていない場合は、TCP/IPの設定に問題がある可能性が高い。試してみる価値はあるだろう。

画面 「NetTune」で「推奨設定」を選択すれば、TCP/IP設定をブロードバンド向けに調整できる。推奨設定が必ずしも最適とは言い切れないが、細かい調整には専門知識と試行錯誤が必要。通常は推奨設定で十分だ


NetTune
作者:みー、フリーソフト

ケーブルの長さは
どこを短くすれば効果的?

 アナログモデムやISDN接続の場合は、屋内配線が通信速度に与える影響は小さく、配線にさほど気を配る必要はない。しかし、ADSLでは、屋内配線が通信速度に大きな影響を与える場合があるのだ。

 機器間をつなぐケーブルの長さをなるべく短くした方がいい、という話を聞いたことのある人は多いだろう。では、モジュラージャックとパソコンの設置場所が離れている場合はどうすればいいのだろうか?

 無線LANを利用しない限り、モジュラージャック―スプリッタ―ADSLモデム―(場合によってはブロードバンドルーターやハブを挟む)―パソコンの間は、必ずケーブルで接続しなければならない。この中で通信速度に大きな影響を与えるのは、モジュラージャックからADSLモデムまでの配線部分だ。ADSLはノイズに弱く、モジュラーケーブルもノイズを受けやすいので、長いと通信速度が低下する可能性がある。よって、この部分を短くするのが理想的だ。

 ちなみにLANケーブルは、理論上、制限いっぱい(100メートル)の長さまで通信速度は変わらない。一般の家庭内であれば、長さによる速度低下を気にすることなくケーブルを取り回すことができる。

 USBタイプのADSLモデムを使用しているなど、LANケーブルを使うことができない場合は、ノイズに強いモジュラーケーブルなどを利用するという手もある。

ADSLモデムとパソコンを直結した場合やスイッチングハブを利用した場合

Photo ノイズに強いモジュラーケーブル。3メートル1000円程度で販売されている。このような製品を利用すると、通信速度の低下を最小限にとどめることができる
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