知らぬ間にダイヤルアップ接続の電話番号が書き換えられ、国際ダイヤルやダイヤルQ2に接続していた、ということはないだろうか。このような事態を防ぐには、常に電話番号を確認してからネットに接続するのが一番。だが、番号が正しいかどうかを毎回確認するのは面倒だ。そんなときは「Dial Saver」を使ってみよう。国際電話会社とQ2へのダイヤルアップを常に監視し、異常なダイヤルアップ設定が発見されると通知してくれる。また、ダイヤルQ2対策には、NTT東日本/西日本が提供している「ダイヤルQ2接続チェックプログラム」を利用してもいいだろう。
なお、ダイヤルアップルーターを介してネットに接続している場合は、このような心配はない。電話番号の設定方法が製品ごとに異なるため、簡単に電話番号を書き換えることはできないからだ。
Windows 2000/XPでは、ダイヤルアップ接続設定に複数の電話番号を設定できる。プロバイダのアクセスポイントが話し中の場合は、複数の電話番号に順番にダイヤルさせることも可能だ。