ADSLモデムがルータータイプの場合やダイヤルアップルーターを使うときは、無線LANアクセスポイントは標準モデルを選ぶ。
まず、ルータータイプのADSLモデムのLANポートと標準モデルの無線LANアクセスポイントのLANポートを接続する。これで無線LANアダプタを装着したパソコンからインターネットに接続できるようになる。
有線でも接続したいときは、ADSLモデムと無線LANアクセスポイントの間にハブを接続し、ハブに有線で接続したいパソコンをネットワークケーブルで接続する。ハブのポートは接続するパソコンの台数+2が必要になるので、5〜8ポートくらいのものを選んでおけばいいだろう。
ADSLモデムはルータータイプだが、市販のブロードバンドルーターを使いたいというときは、いくつかの方法が考えられる。ルーターは基本的に1台のみで動作させるものなので、ADSLモデムの動作モードをブリッジタイプに切り替え、ルーター機能を使えないようにする。ADSLモデムの動作モードをブリッジタイプに切り替えられないときは無線LANアクセスポイントをブリッジモードに切り替える。
FTTHのように高速の環境を生かしたいときは、高スループットのブロードバンドルーター内蔵のハブにパソコンや標準モデルの無線LANアクセスポイントを接続する。これなら、有線で接続したパソコンでは高速回線を生かすことができる。