パソコンの時計を常に正しい時刻にしておく
Windows XPには、正確な日時をインターネット上の時刻サーバーから取得して、パソコンの内蔵時計にセットしてくれる機能が搭載されている。これにより、常に正しい時刻でパソコンの時計を表示させることが可能だ。
インターネットに接続している環境であれば、1週間に一度の周期で、指定した時刻サーバーに自動的にアクセスして正しい時刻に調整してくれる。ただし、常時接続環境でない場合は、自動調整が行われないこともあるので注意しよう。また、ファイアウォールを導入していると、この機能は利用できない場合がある。
デスクトップ右下のタスクトレイに表示されている時刻をダブルクリック
「日付と時刻のプロパティ」が表示されるので、「インターネット時刻」タブを開く。「自動的にインターネット時刻サーバーと同期する」にチェックを入れ、「サーバー」から「time.windows.com」を選択して「OK」をクリックすれば設定は完了だ
「今すぐ更新」をクリックすると、すぐにインターネット時刻サーバーにアクセスして、正しい時刻に調整することが可能
画像の大きさを簡単リサイズ
Windows XPには、電子メールに画像ファイルを添付して送信する際、画像ファイルの形式やサイズを変換して、容量を小さくする機能が用意されている。送信したい画像を選択してメニューを選ぶだけで、メール添付に適したサイズに変換され、その画像が添付された新規メッセージウィンドウが表示される。
大きなサイズの画像も簡単にリサイズできるため、デジカメ画像などを効率よく送受信することが可能だ。
メールに添付したい画像を選択し、左側のタスク欄から「このファイルを電子メールで送信する」をクリック
左下の「詳細オプションの表示」をクリック
「イメージをすべて小さくする」を選択して、変更するサイズを「小(640×480ウィンドウに合う)」「中(800×600ウィンドウに合う)」「大(1024×768ウィンドウに合う)」の3種類から指定する
自動的に画像ファイルの形式とサイズが変換され、添付された状態で新規メールが作成される
圧縮・解凍ソフトはもういらない!
Windows XPには、ファイルやフォルダをZIP形式で圧縮・解凍するための機能が組み込まれている※。別途ソフトをインストールしなくても、ファイルを圧縮・解凍できるのだ。また、作成した圧縮フォルダにファイルをドラッグ&ドロップすることで追加圧縮したり、ダブルクリックすることで、解凍せずに中身(ファイル名)を確認することもできる。
※LZH形式には未対応
圧縮方法 |
圧縮したいフォルダ(またはファイル)上で右クリックして、「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダ」を選択するだけでOKだ。作成した圧縮フォルダにフォルダ(もしくはファイル)をドラッグ&ドロップすると、追加で圧縮できる |
解凍方法 |
圧縮フォルダ上で右クリックして「すべて展開」を選択する
「展開ウィザード」が起動するので、指示に従っていけば解凍できる。ファイルの展開先は、初期状態では「My Pictures」フォルダになっている。場合に応じて、「参照」ボタンから変更しよう |
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