埋もれたファイルを見つけ出す

　画像ファイルや音楽ファイルをダウンロードしたはいいが、どこに保存したかわからなくなってしまった、という経験がある人は多いだろう。Windows XPでは、ナビゲーションに従うだけで、簡単に目的のファイルを検索することができる。

「スタート」→「検索」を選択すると、検索のナビゲーションが表示される。探したいファイルのジャンルをクリック

検索するファイルの種類を選択し、ファイルの名前（一部でもよい）を入力して「検索」をクリック

検索条件に適したファイルが見つかると、右側に一覧表示される

チャットではIMEの顔文字が便利

　Windows XPに付属するIME は、98/Meに付属するIMEと比べて、利用できる顔文字の数が増加している。変換モードを「話し言葉」に切り替えるだけで、顔文字が簡単に入力できるようになる。メールやチャットなどで活用しよう。

IMEの言語バーにある変換モードの表示をクリックし、「話し言葉」を選択

表示が「話」に切り替わる。この状態で「かお」「にこっ」「あせ」などと入力して変換すると、変換候補に該当する顔文字が表れる

次のように設定すれば、変換モードが「一般」の状態のままでも、顔文字が利用できるようになる。IMEの言語バー上で右クリックして「設定」を選択→「プロパティ」→「辞書/学習」タブで「Microsoft IME 話し言葉・顔文字辞書」にチェックを入れる（グレーでチェックが入っている場合は、一度外してチェックを入れ直す）

FTPソフトがなくてもファイルをアップロードできる

　Windows XPには、インターネット上にあるFTPサイトを、ハードディスク内のフォルダのように扱うことのできる「ネットワークプレース」機能がある。これはMeにも搭載されていた機能だが、便利なのでぜひ活用しよう。

　FTPサイトを「ネットワークプレース」として追加すると、「マイネットワーク」内に1つのフォルダとして表示され、このフォルダを開くことで、中にあるファイルを開いたり、移動したりできる。また、ファイルをフォルダにドラッグ＆ドロップすれば、そのままFTPサイトにアップロードされる。つまり、ネットワーク上のフォルダを自分のパソコン上にあるフォルダと同じように扱うことができるのだ。

　この機能を使えば、ウェッブページの更新も、専用ソフトを利用せずに簡単にできる。

WindowsXP攻略ガイド　7/16