ファイルローグの基本的な操作はとても簡単だ。今までにナプスターやWinMXを使ったことのある人ならば、すぐに利用できるはずだ。
ただし、利用するにはまずサーバに接続するためのIDを取得する必要がある。IDの取得は「ファイル」→「新しいIDを取得」をクリックして行うことができる。
IDは好きな文字列を指定可能。まだ利用ユーザーが少ないので、ありがちな単語でも簡単に取得できるぞ。IDを取得してサービスにログインしたら、あとは「検索」→「ファイルの検索」で検索ダイアログを表示させ、検索したいキーワードを入力して「検索」ボタンをクリックするだけでOK。あとはP2Pソフトのご多分に漏れず、そのキーワードに合致するファイルの一覧がずらっと表示されるので、ダウンロードしたいファイルを選択して「ダウンロード」ボタンをクリックしよう。
基本的な使い方はこれだけ覚えておけば十分。早速、ダウンロードして快適なファイル交換ライフを満喫しよう!
ファイルローグはP2Pを使ったファイル共有ソフトと思われがちだが、ナプスターのように、コミュニケーションツールとしての側面も持っている。その1つが「ユーザーリスト」機能だ。これは、ICQなどのインスタントメッセンジャーのように、よく連絡する友人をあらかじめリストに登録しておき、インスタントメッセージを送ったり、ファイルを送ったりできるというもの。相手がオンライン状態にあるかどうかが一目で分かるので、効率的なファイル交換が行える。また、設定の「接続」タブでアップロードの制限を「同時に0個までアップロードを許す」というようにすれば、自分の持っているファイルが検索に引っかからなくなり、ユーザーリストに登録した人間だけに自分の持っているファイルが見えるようにできる。不特定多数とファイルを「共有」するのではなく、純粋にプライベートな仲間内のファイル「交換」ツールとして使いたい人にとっても、ファイルローグは役に立つだろう。