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インターネットはさまざまなコンピュータが無数に接続された世界的なネットワークだ。このように無数のコンピュータがつながっているネットワークの中から特定のコンピュータ上の情報を探し出すには、その情報を提供しているコンピュータの位置を正確に示す住所のようなものが存在していなければならない。
このインターネット上の住所をIPアドレスという。本来は、0から255までの数字を使って表現されていたが、数字による住所は分かりにくく、コンピュータにアクセスする際にも間違えやすい。そこで、数字の羅列に代えて英数字などで名前を付けて分かりやすくしたのがドメインだ。
インターネットサービスプロバイダーなどに加入してホームページを開設していると、URLが長くなり他人に覚えてもらいにくい。しかし、自分でドメインを取得すれば、ホームページのURLを短くすることができ覚えやすくなる。また、メールアドレスも短くなるだけでなく、好きなだけアドレスを取得することができるのだ。
以前はco.jpドメインを企業レベルで取得する位だったが、今では.COMや.net、.orgなどのgTLDをはじめ、.toや.tv、.ccなどのさまざまなccTLDを低価格に取得することができるようになってきたため、個人レベルで独自ドメインを取得する人が増えている。