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ネットランナー 2002年4月号 2002年3月12日(火)

(1) CPU Arithmetic

グラフ  CPUの計算性能を計測する。計測結果の「ALU」は、オフィス2000などのビジネスソフトを操作するときの計算速度を表す数字である。また、「FPU」はグラフィックス処理などの性能を表す。CPUがペンティアム4の場合は、SSSE2(マルチメディア系データを効率よく扱う技術)の速度も計測する。SSSE2の数字が高いと、3Dグラフィックスの処理速度も速いということだ。


(2) CPU MultiMedia

グラフ  音声や動画などを、より高速に処理する拡張命令の処理性能を計測する。MMX(マルチメディア拡張命令)のほか、ペンティアムIIIならSSE(ストリーミングS-MD拡張命令)、ペンティアム4ならSSE2(ストリーミングSIMD拡張命令2)が使われる。つまり、このベンチマークも数値の大きい方が、3Dグラフィックスや映像データのマルチメディア処理が高速である、ということだ。


(3) File System

グラフ  HDDのデータを先頭から順番に読み込むときや書き込む場合(シーケンシャルアクセス)の速さや、必要な部分を直接読み書きする場合(ランダムアクセス)の速さなど、HDDの総合的な性能を計測する。ここではそれぞれ10Gバイトにパーティションを区切ったHDDの性能を計測している。数値が大きい方が高速で、HDDの回転速度が7200rpmか、5400rpmによっても大きく差が出る。


(4) Memory Bandwidth

グラフ  メモリのデータ転送能力(バンド幅と呼ばれる)を計測する。マザーボードのチップセットと使用しているメモリによってメモリのバンド幅は異なるが、バンド幅が広い方がデータのやり取りをより高速にできるため、システム全体のパフォーマンスはかなり異なってくる。これも、数値が大きい方が高速である。


総評

 やはり、ペンティアム4 2.2GHzとセレロン333MHzの性能差は比較にならない。特に、CPU MultiMediaにおける数字の差は顕著だ。また、HDDの性能を計測するFile Systemでも大差が生じた、これは、CPUが高性能であればあるほどシーケンシャルスピードやランダムアクセスも高速になるからだ。この数字がそのままダウンロードスピードに反映すれば、(適) ADSLパソコンは「スペックの高いパソコンである」という結論になる。

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