落としたムービーの編集テクニック コマギレ動画を1本にぶっこぬいたムービーが極レアファイルに大変身!!

　ネット上に落ちている×××な動画ファイルは、細かく分割されていることが多い。ウェブサーバからダウンロードする場合には、ファイルサイズが大きすぎると負荷がかかりすぎるので、数Mバイトごとに分割するのが普通だ。だが、見るときに何度も何度もファイルをダブルクリックして再生を始めなくてはならないのは非常に面倒だ。

　そんな苦悩を、いとも簡単に解決してくれるのが「UniteMovie」だ。動画を結合することだけを専門に行うツールで、操作も簡単。結合する動画を並べて「結合」ボタンを押すだけ。余計な機能は一切付いていない超シンプルなツールだ。ウェブから動画をがしがしダウンロードしている人なら、必携になること請け合いだ。対応動画形式は、「rm」「mpg」「avi」「asf」「wmv」と多い。

UniteMovieで分割されたムービーを結合する

UniteMovieが対応している動画の形式はReal Video（rm）、MPEG（mpg）、Video for Windows（avi）、Windows Media（asf、wmv）。今回結合するのは、1個2.5Mバイト前後で計7つあるReal Videoのファイルだ Real Videoのファイルを結合するには、RealProducer Basicが必要となるのでインストールしておこう。また、Windows Media（asf、wmv）のファイルを結合するには「Asfcut」が必要になる 3. UniteMovieを起動したところ。「結合するファイルの一覧」に結合したいファイルをドラッグ&ドロップする。上から順番に結合されていくので、もし順番が間違っていたらファイルを選択して右上の矢印で移動させよう。並べ終えたら右下の「結合」ボタンを押す 4. 左下の「保存先」をクリックすると、結合したファイルをどこに保存するかを選択できる。結合後のファイル名は、元のファイルを参考にして自動的に付けられるか、「united.rm」というような名前になる きちんと結合が終了した。ファイルサイズは元の7つのファイルサイズを足したものとほぼ同じ。再生させると全く問題なくつながって再生される。

UniteMovie 0.02 作者：AnonyMouse

　ダウンロードした動画に不要な部分があったとき、それをカットしてしまえばファイルサイズも小さくなるし、余計な部分を見なくて済む。自分が好きなシーンだけを切り出して有効利用、なんてこともできるし、動画を扱う楽しみが広がる。

　動画カッターで最も使いやすいのが「AviUtl」だ。AviUtlにはavi動画を編集するためのさまざまな機能があり、全部を紹介していたら何ページにもわたってしまうほどのツールなのだが、ここでは動画カット方法を紹介しよう。もし使ってみて慣れてきたら、フィルタをかけたり編集したりといろいろな機能に手を伸ばせば、より動画との付き合いが楽しくなるだろう。

極生ぶっこぬき　2/7