インターネットを利用すればするほど、ウイルス、クラッカー、個人情報漏えいなどなど、あなたを脅かすものが多数存在することが分かる。インターネットのトラブルに巻き込まれないよう、セキュリティ対策を万全にしておこう!
最近、Nimda(ニムダ)、Klez(クレズ)のように大きなトピックとなるウイルスを耳にしない。では、ウイルスの活動は激減しているのかというと全くそんなことはなく、IPA(情報処理振興事業協会)へのウイルス届け出件数を見ると、昨年急激に増えた傾向をほぼ維持したままとなっている。
大きな話題となるようなウイルスがあまり登場していないのに、昨年と同じ数のウイルス届け出があるということは、それだけウイルスが特別なものではなく“日常的な存在”になってきているといえる。そこに油断が生まれがちだ。ウイルス対策ソフトを導入して、しっかりと自分のパソコンのウイルス対策を固めたい。ウイルス対策ソフトを購入するお金が惜しいという人は、無料のウイルス対策ソフトのAVGを導入し、「ウイルス定義ファイル」を常にアップデートしておけばいいだろう。
1. AVGを使用するには、シリアルナンバーを入力する必要がある。まずは「Get serial number」をクリックして、ユーザー登録をする。登録したメールアドレスにシリアルナンバーが送付されるので「Serial Number」へ入力しよう
2. 動作形式を選択する。上から順に、バックグラウンドで常にウイルスの侵入をチェックする機能、アウトルックエクスプレスなどのメールソフトのメールをチェックする機能、スケジュールを立ててスキャンするなどのControl Centerの機能だ
3. 次にAVGの日本語化を行おう。AVGを終了させ、日本語化パッチを解凍し、「shellext_j.reg」というファイルをダブルクリックする。「情報をレジストリに追加しますか?」と聞かれるので「はい」を選択しよう。次に、「380_xx.EXE」というファイルをAVGがインストールされているフォルダに置きダブルクリックする
4. AVGのメイン画面。左側の「AVG System Status」ではAVGの現在の動作状況が分かる。ハードディスクのスキャンを行いたい場合は「完全スキャン」を、フロッピーディスクやCDなどのチェックをしたい場合は「リムーバブルメディアスキャン」をクリックする