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ネットランナー 2002年10月号 2002年9月19日(木)

特集3 最強レンタルサーバを探せ!

ストリーミング配信
イラスト

 動画やサウンドをインターネットで配信したいという人は、ストリーミング配信に対応しているレンタルサーバを選ぼう。ストリーミング機能のない場合でも、動画ファイルやサウンドファイルをサーバに置いておくことで、ダウンロード配信することは可能だが、最近では再生までの待ち時間が少ないストリーミング配信が増えてきている。配信されるデータがクライアント側のハードディスクに残らないというメリットもあるため、できればストリーミング配信を利用したい。

 ただ、アクセスが集中するとサーバでの処理が重くなってしまい、スムーズに再生できないという問題がある。このため共用サーバでストリーミングを行う場合は、同時アクセス数を制限しているケースが多い。共用サーバでは数十人規模の同時アクセスが限界だろう。

 ストリーミングをメインに行うなら、できればストリーミング専用サーバを利用した方がいいだろう。月額5000円程度で利用できるサービスもあるので、通常のコンテンツは共用サーバに置き、ストリーミング用のデータだけをストリーミング専用サーバに置けば、本格的な動画配信が行える。ストリーミング用のファイルはReal形式が多いが、ほかのファイル形式で配信したい場合は、対応しているか調べておこう。


バックボーンの太さは重要?

 レンタルサーバを選ぶ際に、目的や用途に見合ったサービスを選択することが重要だというのは既に説明したが、それ以外にレンタルサーバを選ぶときにチェックしておきたい機能やスペックについて説明しておこう。

 レンタルサーバ業者では、よく「バックボーンに1Gbpsで接続」「上位プロバイダーに100Mbpsで接続」「合計10Gbpsのバックボーン」など、バックボーン回線について公表しているが、こうした表記がまちまちなのはバックボーンの定義が業者ごとにあいまいだからだ。バックボーンを表す数字は、業者自身のバックボーンの場合と、上位プロバイダーのバックボーンも含めている場合とがある。つまり、対象となる回線の範囲が異なるので、単純に数字だけを比較することはできないのだ。

 また、レンタルサーバではバックボーンを共用するユーザー数によって、実際の回線速度は大きく変わってくる。バックボーンに接続されているサーバ数や、そのサーバを共用しているユーザー数が多ければ、それだけ使用できる帯域が狭くなってしまい、いくらバックボーンが太くても、スピードが遅くなってしまうのだ。

 さらに、業者によっては、バックボーンの太さは数字の上のことだけなので、速度をウリにしていない場合は意図的に公表しないこともある。しかし、それなりの規模であれば、どの業者もある程度のバックボーンを持っていると考えていいだろう。

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